当館では古典から現代まで各ジャンルの作品を収蔵しております。「思いがけないところで宝物を発見した」という気分になって 《おすすめ》
いただけるような作品を集めました。「山椒は小粒でピリリと辛い」ものやキラリと光る小さな宝石のようなものもございます。
どうかごゆっくりご鑑賞下さい。
文学ドキュメンタリー第二弾として、北宋末期から南宋初期に生きた女流詩(詞)人、李清照をとりあげます。
彼女の詞にインスピレーションをかきたてられて描かれた肖像画は、みな憂いを含んだ表情の楚々とした美人です。
彼女の詞には現代風のメロディーが付けられ、いまも複数の歌手によって歌われています。
いったい彼女の何が、現代人の心をいまだに引き付けて離さないのか。それを代表的な詞の中から探っていくことにしましょう。
ちなみに、李清照は紫式部より約100年後に生まれて活躍した人です。
文学ドキュメンタリー①で紹介した趙清閣は、老舎と別れたあと数年間自宅にこもりきりで執筆活動をしましたが、
夜眠りにつくまで李白と李清照の詞を読むのを日課にしていました。
趙清閣が李清照に対して、時空を超えたところで、深い共感を覚えていたことがわかります。
(2019.4.20)
【文学ドキュメンタリー② 李清照の詞の世界】
◆第一期・少女時代
【文学ドキュメンタリー① 老舎はなぜ自ら命を絶ったのか】
◆老舎の章 Part1
◆老舎の章 Part2
◆胡絜青の章
◆趙清閣の章
◆周恩来の章
【趙清閣コーナー】
◆落葉、無限の愁い
◆祖母
◆子供時代
◆蟋蟀(こおろぎ)
◆母
◆申江旧話
◆漢川行(1)
◆漢川行(2)
◆漢川行(3)
◆漢川行(4)
◆「文壇の思い出」より
◆流水の澱
◆バイオリンを売る
◆文壇の思い出(重慶~上海)
◆趙清閣,上海虹口での蟄居生活
◆映画・演劇が好きになった理由(1)
◆映画・演劇が好きになった理由(2)
◆紅葉からの連想
◆王瑩を偲んで
◆詩人 白薇
◆春蚕の絲,未だ尽きず
◆魯迅から許広平を想う
◆日照り
◆強盗
◆貧民
散 文
◆蘇州の古い職業(1)
◆蘇州の古い職業(2)
◆蘇州の古い職業(3)
◆蘇州の古い職業(4)
◆蘇州の古い職業(5)
微型小説
◆任瑞羾→神の手を持つ彫刻師 瞎呂
◆紫雲→良心売り
◆葉軽馳→愛の独り相撲
◆石明生→十六歳のリップスティック
◆許仙→ある時代の交通事故◆清心→あなたは私の誇り◆王国軍→みんな私のいいお母さん
◆厲剣童→二本のバナナ◆黄勝→金持ちの二代目
随 筆
◆高橋宰→中国厦門の旅◆忱淳→寂しさを享受する☆梅雨に思う
☆楓意◆菊池寛→私の日常道徳◆若山牧水→花二三
◆正岡子規→犬◆深谷昂史→自己紹介☆私の「最後」の1年
☆中国の若者の反日活動☆初夏に旬の鰹を食べる☆神舟6号
☆ゴールデン・ウィーク☆私はやはり禁煙すべきだろうか?☆年齢、人を容赦せず
☆由紀子の写真☆東日本大震災
詩
◆島崎藤村→春は来ぬ
児童文学
◆北条民雄→すみれ◆小熊秀雄→焼かれた魚◆芥川龍之介→>蜘蛛の糸
◆夢野久作→子どもたちへの寓話三篇 ◆宮原晃一郎☆漁師の冒険☆悪魔の尾>
◆新美南吉☆かにのしょうばい ☆でんでんむしのかなしみ☆手袋を買いに
◆老舎→小坡の誕生日(1)小坡と妹(2)人種問題(3)お正月
(4)庭にてⅠ(5)庭にてⅡ(6)学校へ行く(7)学校で
(8)学校をさぼる(9)海岸で
古 典
◆☆いろは歌☆信濃なる…◆☆『千字文より』
☆蝸牛角上…◆芭蕉→奥の細道(冒頭の文より)◆三字経☆其の一☆其の二
☆其の三
評 論
◆平塚雷鳥→青鞜(発刊の辞より)◆秋瑾→謹んで中国二億の女性に告ぐ
戯 曲
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